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大和言葉という和語
・大和言葉(やまとことば)
 古くから使われてきた日本固有の言葉は大和言葉とされ、この言葉を文字で表す場合などは漢語に対して和語とも呼ばれ、ほぼ同じ扱いです。
和訓という訓読み
 もともと漢字には訓読みがありませんが、【訓クン】自体の訓読みは「よ訓」むや「おし訓」えるとあり、和語(日本語)に翻訳する意味だそうです。あるいは漢字に和語を当てて読むことを和訓とも言うそうです。

 大和言葉は文字がなくても意味が通じる独立した言葉ながら「大和言葉」という漢字を使う訓読み仕様の学術的表現です。

 では、古来より使用している言葉に漢字を当てたとしても、なぜ「ひ日」や「か日」と二つの読みがあるのか。

 その訓一音では「ひ」かるものでもなく、なぜ異なる訓読み二音を繋げて【光コウ】に「ひか」る作用を持たせているのだろうか?

 こうした表意文字である漢字を当てがう以前、さらに古くは和語の土台となるべき成立過程を独自に展開します。

 自然とを一体化する古代の日本は言語とも連動するとして、社会構造の流れも同時進行で展開します。

 ただし、古語は参考(参照)にするも、これに従うものではありません。

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